忍者が使う武器の一つとして箸があり、箸を扱うことを膳掌(ぜんしょう)という。箸は携帯性にすぐれ、戦闘から食事まで幅広く扱えるということで、流派を超えて全国の忍者が好む武器の一つである。 箸はそれぞれ片手に三本持ち、一本ずつ指の間に挟むのが一般的である。三本の箸が平行のときは独身を意味する。 三本の箸が扇形に広がっているときは、恋愛中を意味する。そのため戦闘中に箸先を広げると、敵から猛烈な攻撃を受けることもあるという。