適切な「フィードバック」を考える
何を行うにしても、技術や戦略をよりよい形に磨き上げるには、やみくもに改善するのは良くありません。
確実に上達を狙うには適切なフィードバックが重要となります。
やみくもな改善例
例えば以下のようなケースがあったとします。
- コマ回しに失敗しました。
- そこでコマの持ち方と、コマの投げ方を変えました。
- コマ回しに成功しました。
この場合、成功した要因が「コマの持ち方を変えたこと」なのか「コマの投げ方を変えたこと」なのか判断することができません。
もし投げ方だけが悪かったとしたら、持ち方を変えなければコマはもっと回っていたかもしれません。
この例に見るように、問題点を見付けずにやみくもに改善するのと、しっかり問題点を見付けてから改善していくのかでは、長期的に見たときの上達の伸びが違います。
「問題点を見付けた上で、問題点のある部分のみ改善していく」ことにより、適切なフィードバックを実施していきます。