林や山の中で敵に気づかれないようにするため、身の周りの木を利用して身を隠す術である。 その動作は状況によって異なり、風上なら腰から先に、風下なら肩から先に身を隠すという。「敵を追うには木に身を隠し、恋を告げるも木に身を隠す」という唄があるように、普段の生活においても、この術はその効果をもたらすのである。