刀開(とうかい)は、刀をさやから引き抜く術である。 息を吐きつつ心の準備をした後、息を吸いながら全身を使って一気に刀を引き抜くのである。 このときの呼吸が少しでも乱れてしまった場合は心までも乱れるため、その場は刀を捨てて素手で闘うことが多い。東北のある流派では、この刀を引き抜くと同時にさやを飛ばして攻撃するといわれている。