検討

要件と調査結果を踏まえて仕様を検討します。調査結果を考慮した上で、最低限の要件を満たした仕様を検討して下さい。
以下の点を考慮して検討して下さい。

• 要件を満たす仕様を考えなければなりませんが、調査結果によっては満たせない要件もあります。
• 完成した物が仕様通りに出来上がったとしても、仕様自体が要件通りでなければ意味がありません。

仕様のミスによって、これ以降の作業や完成した物全てがだめになってしまう可能性もあるので慎重に検討して下さい。

仕様書を作成します。
まずは仕様書に必要な項目を検討する必要があります。
例えば要望自体がデザインばかりで味や香りは決まっていない場合、仕様書の項目として味覚や嗅覚に関する項目は不要となります。逆に要望が味や香りばかりでデザインは決まっていない場合、視覚的に関する項目が不要となります。
以下のような項目で構成するのが一般的です。

• 概要
• 目的
• 概要
• 感覚的仕様
• 視覚
• 味覚
• 嗅覚
• 聴覚
• 触感
• 品質
• 賞味期限
• 保存方法

基本的には要件一覧表の中から仕様的要件に関する内容を元にして仕様を検討します。
各機能において入力されるものと出力されるものを明確にするようにして下さい。
また、満たせない要件については制限事項として仕様書に記述するようにして下さい。

確認

仕様書の内容を確認します。
以下の点に注意して確認して下さい。

• 仕様書は要件一覧表の内容を満たしているか確認します。
• 満たせない要件については明確に記しているかを確認します。
• 仕様に矛盾した点は無いか、仕様通りに作成してつじつまが合うかを確認します。

上記の条件を満たしていれば決定となります。