列挙
要件一覧表をもとにして調査すべき項目を列挙します。
このあと仕様を検討していくため、現時点で不明確な内容を調査項目として列挙することになります。
例えば以下のような項目が挙げられます。
調査項目 | 要件 |
プリンの賞味期限 | プリンの賞味期限は2日以上保ちたい。 |
オランダで好まれる味と香り | オランダ人に喜ばれるプリンにしたい。 |
オランダで好まれるデザイン | 同上 |
仕様検討を行う前提として、要件レベルで実現不可能な内容をこの調査段階で明確にする必要があります。
要件に無い内容であっても仕様検討で困りそうな内容については、列挙するようにして下さい。
これらの調査項目のまとまりを「概調査項目一覧」と呼びます。
記録
メモ書き程度で構わないので、概調査項目一覧を記録しておいて下さい。
上記のような箇条書きで構いません。
検討
概学習項目一覧の中で不要なものは取り除いていきます。
取り除く基準としては以下の通りです。
- 調査する時間まで設ける必要の無い学習項目。
- 既に結果がわかっている調査項目。
ただし、以下の点に該当する項目ついては取り除いてはいけません。
- 要件に含まれている内容であり、それが実現可能かどうかを明確にしなければならない調査項目
例えば以下のようになります。
記録
箇条書きにされた概調査項目一覧の中から取り除かれた項目を取り消し線などを引いておいて下さい。
残った調査項目の一覧を「調査項目一覧」と呼びます。